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Jo君の 夏休み宿題

夏休みが近ずくと楽しみでした。唯2~3厭な事があった。それは、宿題とラジオ体操。

(ラジオ体操)

首からカレンダーの紙切れを紐で吊るし、毎朝広場に行かねばならない。そして、その日の欄にハンコを頂く。
単に丸い輪の形をしたハンコですから、今から考えると簡単に偽造は出来たと思う。
体操行くというより、ハンコを貰いに毎朝でかけたように記憶にある。ときおり、ズル休みの分を"あれこれ、智恵を絞り嘘の理由を作り、ハンコのおにいちゃんを騙した"。そして、最後は何時も、皆勤のハンコが並んでいた。最後にご褒美を貰うが何時も、面白くもない、ノートブックだった。

(宿題 三種の神器)

絵日記、ドリル、昆虫採集か自由工作。この三つは必ず、夏休みの厭~~な宿題であった。総て、宿題は夏休みの終わる直前に仕上げた記憶がある。

『昆虫採集』・・・・先ず夏休みが始まるとすぐに、昆虫採集セットを買いに行く。注射器と殺虫防腐液である。ともかくこれだけは、最初に必要である。当時はわざわざ、昆虫採集に出掛けんでも夜になると、虫が山程飛んでくる。
かぶと虫、くわがた、幾らでも飛んできて縁側とか窓とか、下手すると蚊帳に引っかかっている事があった。
登校日が近ずくと、定番のくわがた、かぶと虫、あぶら蝉、つくつく帽子、ミンミン蝉あたりをメインにピンで止め、あとはそこらに落ちてる得体の知れん虫をかき集めて、廻りに設置して終わり。1時間で完成である。

『絵日記』・・・・・これは、手ごわい。大体毎日異なる絵など描けない。毎日同じ生活であるから、本当に酷な宿題であった。一体何故この宿題があったか? すぐに、絵は必要なくなり日記だけになったと記憶している。
最後に、夏の天気の調査が大変でした、お姉ちゃんに聴いたり、親に聴いて提出最後の日に纏めて記述した。
ただ、夏休みに一度位は何処かに出掛けるので、その日だけは一生懸命に書いた記憶がある。

『自由工作』・・・・これは、好きでしたね。定番は母の裁縫箱から使い終わった糸巻の丸い円筒形の木で出来たものを貰う。両端の丸い部分を小刀で削り、歯車形状にする。ゴム紐を円筒形の真ん中に通して片方を木片で固定し片方にプロペラではなく、棒で固定する。『戦車』の出来上がりである。
その他、箸を継ぎ足してゴム鉄砲を作るのも北河内では流行していた。(輪ゴムを飛ばす、学校では禁止されていたが男の子は皆鞄の中に持っていた)

ともかく、クーラも無い、冷蔵庫も無い、(かちわりはあった)、扇風機も無い、蚊とり線香も無い(除虫菊をいぶした)
暑くて勉強など出来ない、夏休みでした。蚊帳を吊るのが楽しみでした、ダンボールが湿ったような匂いがして、今日は何処に孔があいているか、調査するのが子供の仕事でした。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

 「夏休み」!!なんて懐かしい響きなのでしょう。私も絵日記は苦手でした。40日間の休みでもそうそう毎日特別な出来事なんて無いし、本当に困った宿題でした。ただラジオ体操は好きでした。ハンコをもらうのがうれしかったんです。人がラジオ体操をしているハンコだったのですが、なんとか全種類集めたくて。時々同じのを押されていると妙に悔しかったものです。
 昆虫採集はやったことが無いです。虫を針で刺すのは、う~ん絵日記以上に苦手です、きっと。

Posted by: 羊 | 2004.06.24 06:50 PM

JOさん
 私も自由工作が一番すきでした。
(ちょっと疲れたので、後日に)

Posted by: Mu | 2004.06.24 10:42 PM

羊はん
あんさんもラジオ体操サボってましたね!エヘへ!
夏休み、あんさんも旦那に一言”今日から夏休み”一回言ってみませう。
しかし、女の子にとり昆虫採集は酷でしたね。直ぐに、自由工作になりました。
わたしは、アメリカの子供の教育を見ていて、昔の日本の教育の方が個人的にはいいように思います。
何故か? 私が40年も経過して鮮明に、記憶を辿れるほど、いい加減に楽しい世界を先生方は与えてくれていた事を感謝したいからです。

Posted by: jo | 2004.06.25 01:27 AM

 Joさんへ

 仕事で(高校生に古文・漢文を含めて国語全般を添削指導しています。)、森崎和江さんという、詩人でもノンフィクション作家でもある人の「子育て」に関するエッセイを読みました。

 その中で「子育ては人間のおとなが、直接に育ちざかりの子にさわることではなくて、・・・子どもと自然の対話にまかせる力ではあるまいか」という、一節があったんです。

 この筆者の言う「自然の対話」にまかせるというのが、まさしく「Jo少年の子どもの頃の思い出の世界」なんですよね。筆者は、子どもの頃に、不思議なキノコを蹴って遊んだとか、田んぼのあぜ道を「うまそうな枝豆やな~!」と思いながら歩いてたとか、木津川で水遊びをしたとか、そんなことは全然書いてないんですけど、自然の「吹く風や」「たっぷりと太陽を浴びて」「遊び呆けて夕ぐれになって、群雀(むらすずめ)が空を渡るのを見送り・・」といった表現で、自然に包まれて守られている実感を子どもに味わわせたい、と言っているんです。
 いつも、現代文の添削には、時間がかかり、悩み苦しむのですが、Joさんの少年シリーズを楽しく読ませていただいてたおかげで、今回は、筆者の言葉が、情感豊かに具体的にイメージできて、筆がスラスラ進みました。ありがとうございました。

 子どもの教育については、いろいろ考えさせられますね。今、ラジオ体操は、夏休み始まっての一週間か、終わる前の一週間のどちらかのようです。
 理由は?私の住む地域では、親の負担がその理由でした。(誰がラジオを公園に持っていって、ハンコ押してやるの?小さい子どもだと親がついて行かなきゃいけない、そんな早起きできひんわ~。)そういった子供会の行事の世話をするのがイヤで、子どもを子供会に入会させない親も増えてきました。

 大人は、Jo少年の子どもの頃のような世界を忘れてしまう。「まして近代化がすすんできて、いつもぎすぎすと人間がぶつかり合う社会の中では、そんなものは役に立つとも思えないので、他人に対してたくましくなることを子育ての目標のようにしてしまう。・・」森崎さんのエッセイにもいろいろ考えさせられました。

Posted by: wd | 2004.06.25 09:04 AM

Wdはん
私は本当に田舎で生まれ育った事を有り難く思います。多分に都会は都会の素晴らしい環境があるでしょうから、一概にどちらがいいとか、悪いとかの話ではないかも知れません。
しかし、私は田舎で子供を育てるのが一番だと確信しています。
戦後まもない貧乏な時代でしたが、少年達の気持ちは豊かでした。

Posted by: jo | 2004.06.25 01:53 PM

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Tracked on 2004.08.13 10:48 AM

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