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張継 『楓橋夜泊』

張継 『楓橋夜泊』

月落烏鳴霜満天 月落ち烏鳴き 霜 天に満つ
江楓漁火対愁眠 江楓 漁火 愁眠に対す
姑蘇城外寒山寺 姑蘇城外の寒山寺
夜半鐘声到客船 夜半の鐘声 客船に到る

注: 霜は当時空から降るものと考えていたそうですね。寒山寺は有名です、拾得はんが住んでいた。
姑蘇は蘇州の古い名前

この、漢詩は中学か高校の教科書で学んだ筈ですが、私の母方の叔父さんの床の間に飾られており
印象が深い。

この叔父さんは戦前に上海に15年の長きに渡り、武田薬品の現地責任者として滞在していました。
蘇州は芸者さんが美人で『蘇州芸者』は京都の祇園の『芸者はん』と遜色無しと。
話は戦前の話ですから、皆さん信用しないで下さいね。

私はこの七言絶句の詩が好きで、高校生の頃叔父さんの床の間の掛け軸(多分石碑の拓本)
を一気に歌うと、嬉しそうな叔父と叔母の顔がこちらを向いていました。

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Comments

文章が親しみ易く意外にお上手なのにびっくりしました。
子供時代をどこで過ごすか、三つ子の魂なんとやらで、その人の
の人間形成に深く関わっていますね。

Posted by: | 2004.09.02 07:06 AM

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