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清張はん 二冊

MuBlogにて松本清張はんの、記念館や『火の路』の記事があり、書斎の戸棚を眺めると沢山の清張はんの古代史関連の本が並んでいる。

二冊、『火の路』の背景になった本を紹介します。

1. 『日本史 謎と鍵』 付 創作ノート 松本清張 平凡社 0021ー826120ー7600 昭和51年11月 初版 1400円

(帯)
松本清張史学の最新版! ! 日本史の謎に常に精力的に挑み続ける著者が、邪馬台国、古事記、聖徳太子、写楽の謎を検証する力作! !
併載の『火の路』創作ノートは、巨匠の創作の秘密を興味深く伝える。

(目次)
・邪馬台国の謎を探る
・古事記の機能
・聖徳太子の謎
・北ベトナム古代文化の旅
・イラン高原の『火』の旅から
・小説『火の路』創作ノート
・写楽の謎の『一解決』 ある講演

2.『ペルセポリスから飛鳥へ』 松本清張 日本放送出版協会 ISBN4-14-018005-6 700円
1988年5月20日 第壱刷

(扉)
飛鳥の地に点在する奇怪な石造物は古代ペルシャの拝火教に関連があった・・・・
この大胆な仮説をもとに、著者松本清張が、イラン踏査によって、古代史の謎に挑む! !
イランの骨董屋で手に入れた、正倉院宝物と同形の瑠璃碗をきっかけに、著者の推理の旅は展開された。
ペルセポリスの遺跡に立ち、砂漠の水路を歩きながら、冷厳な検証の眼が光る。
古代日本と古代ペルシャとのあいだの『失われた線』は、この本でついに解明された。

(謎の飛鳥 石造物)

飛鳥の里を歩いていると、石造物は多いですね。不思議でした。清張さんはペルセポリスで石柱の頭部に獅子の頭の姿を拝見し、飛鳥の亀石は制作途中でありきっと、このような獅子の頭を制作しようとしていたと推理される。
猿石の下半身には一物がついていますが、これも戦士の石像物との類似を指摘。天皇家の菊花16弁の文様が古代ペルシャの太陽信仰に源流を見る。

(最近の発掘)

石舞台古墳、蘇我馬子の墳墓と言われてる近くの、山の中腹に酒舟石があります。最近その山の裾野を大規模な発掘がされ、石畳のローマの劇場のような施設跡と亀の形をしたお風呂のような石造物とそれに導水した関連の石造物が次々と発掘されたのは皆様御存じ。
清張さんが斎明天皇さまがゾロアスター教に御執心であったと推理されていました。これが、証明された訳では有りませんが大規模な土木工事(石を使う)をされていた事実は証明されました。

現在の酒舟石のある山は全て石垣でピラミッドのように建造されており、水の儀式がこの山の裾の円形劇場のような石畳の場所でなされたと考古学者は考えている。

参考Web 古代の学舎(酒舟石遺跡)

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Comments

 Joさんも、本当に古代史に関して造詣が深いんですね。

 飛鳥は、3~4回ぐらい訪れたことがあります。清張さんが、飛鳥に興味を持っておられたことは、初めて知りました。
 亀石は、あのとぼけた顔が好きです。酒舟石遺跡も実際見に行きましたが、ゾロアスター教と言われれば、確かにそんな雰囲気がありますね。もっといろいろ知っていたら、現地に行っても楽しいのにな、と思います。MuBlogやJoBlogでもう少し、勉強させていただきます。

 (法隆寺展、新聞屋さんからチケットGetできたので、土曜に行ってきま~す!<地元の強みでしょう?ただで行くとこなんかは・・>)

Posted by: wd | 2004.06.02 01:29 PM

飛鳥の里はこの、ひょうきんな石造物があるので、楽しいですね。亀石が向きを変えると、水害が起こるという言い伝えもありますね。橘寺の二面石でしたか、吉備姫のお墓でしたか、いろんな場所で楽しませてくれます。
その後、清張はんの拝火教(中国のけんか教)の話は誰も後を継ぎませんが、もともと仏教誕生の引き金を引き影響を与えた信仰ですからね。
新聞屋はんは、いろんなもん持って来ますね?
どらえもんのポケットみたいやな。

Posted by: jo | 2004.06.02 02:09 PM

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