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雲の平の想いで 北アルプス

 参考 雲の平 空中庭園

 北アルプスの名所、空中庭園の想いでについてお話しします。

 大学一年生のクラブ(ワンゲル)夏合宿は北アルプスの縦走でした。春からトレ‐ニングを積み、地獄の猛訓練でした。六甲台のキャンパスから山を下り、三ノ宮迄マラソンです、途中女子大が沢山あるんですが道草はご法度!ヘタヘタで大学に到着すると、リュックに砂を入れて今度は六甲山を走って登るんです。

これがきつい、車が通る道ではなく、登山道を走るのです。夏合宿迄かろうじて私は訓練を耐え抜き参加できました。

 後立山連峰に聳える、烏帽子岳の直登ル‐トを攻めます。30~40キロの荷物を背負い一気に登ります、これが有名なブナタテ尾根の登りです。8時間位かけて登れるル‐トですが14時間位でしょうか?途中で目が眩み、意識が無くなってきます。足だけが何か動くようです、段々視界が消えてきます。前を歩く人のお尻しか見えない。

稜線に出ると霧が下から吹いて来ます、野口五郎岳を越え、鷲羽岳を越え、右手に真っ黒な水晶岳を眺め三俣蓮華岳のコルに到着します。

二日間かかりました。念願の雲の平に到着です。本来ならお花畑が迎えてくれる筈が天気が悪く、何も見えない。設営してキャンプに入る。

 そこからが悲劇でした、夜になるとシュラフが浮くんです、耳に水が入り込む、川の中で設営したようです。全員起き上がり、肩を組んで唄を唄うしかないんですね。ここはチトウでした。地下数十センチは川なんです、折りしも台風が北アルプスをかすめており、台風に巻き込まれてしまいました。

 3~4日は動けず、夜は立った侭過ごしました。日に数回、ラジオの天気予報を聴き、天気図をつけます、南鳥島風力3、北北西の風何ミリバ‐ル・・・・・これが先輩がうまく描くんですね、最後に等高線をどう引くかで、まともな天気図になるかが決まる。訓練に訓練を重ねなければ天気図は描けない。

 ともあれ、1週間雲の平に閉じ込められました。笠ガ岳も槍ガ岳もピストンが出来ず、一旦千メ-トル下り、又馬鹿尾根を千メ‐トル登り黒部五郎を経由して薬師岳に登り下山しました。

 この時の初めてのアルプスの経験が私をその後、毎年百日は山に入る生活を四年間続けさせました。雲の平は私の山登りの原点です、夕日が赤牛岳を真っ赤に染め、三百六十度の展望は見事であります。

その後、何回もここを訪れ、お花畑を愛で、黒部の源流に降下して針の木沢で岩魚を釣り、マスを釣り上げ(虹鱒)ムニエルにして食べ、黒部の渡しを過ぎ黒部ダムに到着する。是非お勧めです。

雲の平参考Web
三俣蓮華岳
鷲羽岳
水晶岳

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