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巣鴨の狸村 のお話し

今日は巣鴨の狸村での不思議なお話しを致します。
これは実話ですので、実名を明かす事はお許しいただきたい。
先ず、はこの御仁のお話しより始めます。
(出雲のポン太君)
彼が生まれ育ったのは出雲というより、石見の山奥でした。彼の父親は樵を生業とし木を切り出し、山の斜面に木を流す道を作り日夜お忙しい日々でした。ランプ生活なので、子供の彼の仕事はホヤ(ガラスの筒)を拭いて煤を取り除く事です。これが毎日の厳しい仕事でしたが、朗報が届きこの村にも電気が来るという嬉しい話でした。
早速、父の指示で栗の木の伐採にでかけ電信柱として丈夫な栗の木を用意したそうです。めでたく文明の証である電気が通じ夜でも勉強が出来るようになりました。家に20ワットの電球が燈るという嬉しさは筆舌につくし難いほどの感動であったそうです。
ーおお山椒魚 大変ー
彼は、教科書を開くと何時もの馴染みのお魚の写真がありました。
あれ、俺も知ってる魚の写真だ!教科書には思いもよらぬ事が書かれていました。”おお山椒魚 天然記念物”と。
彼は、驚愕です、時折山の中の川で魚を取っていましたが、この”おお山椒魚”もよく捕獲して藁で包んで焼いて食べていました。それ以後彼は魚を取ることを止めたそうです。
ー一升餅の儀ー
そうそう、石見の風習として子供の成長を願い”一升餅の儀”がこの地方でもあるそうです。この風習は珍しい習慣では有りませんが、一升のもち米を炊いて,お餅を作り子供に背負わせる儀式です。一生食い物に困らないように親が願いを込める儀式なのですね。このような環境で育ち、20ワットの電球の威力の感動を生涯に持ち電子工学の道を選びコンピュータの技術者になりました。

・・・・続く(次回は北海道の山奥で育ったテツ坊のお話しです)・・・・

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Comments

JOさん
 このお話は以前にもJOblogで断片があって、とても印象深いです。(あれ? MuBlogでのコメントでしたかな)
 20wの電球が心を温かくしますね。
 サンショウうおの味ってどんなだろう(苦笑)

 

Posted by: Mu | 2004.05.22 09:42 PM

昔は蛍光灯など有りませんでしたね。裸電球でしかも、20w程度ですよね。アメリカ人とか西洋の連中の家に行くと昔の、昭和20年代みたいに暗い。全て間接照明と蛍光灯を一切使わないので、何か懐かしい気持ちになりますね。

Posted by: jo | 2004.05.23 11:36 AM

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