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空海さん

2004_04160017.JPG娘に頼まれて仏蘭西の旦那の面倒をみた。東京国立博物館で丁度、弘法大師入唐1200年記念の”空海と高野山”特別展示があり訪問した。

中学生のワンゲル時代には金剛山とか高野山(女人禁制)によく山登りをした記憶がある。

社会人になっては色々な書物で大師さんの歴史を勉強するようになった。先ず、司馬遼太郎さんの本で入唐の小説を読み、司馬さんの友人の陳舜臣さんの小説”曼荼羅の人-空海求法伝”徳間文庫(上、中、下)を読んだ。多分、トンデモ親爺(Mu)が好きなのは、榊莫山(さかき ばくざん)さんの小説”空海書韻” 美術公論社 ISBN4-89330-109-8 C0093 (2100円)でしょうね。

昔から疑問であったのは、彼の海外出張を自分の費用で賄つた事です。最澄さんは国費留学生。莫山さんは高野山系の水銀集団、丹生族がかれのスポンサ-であったという説です。大師さまの歩かれた西国88箇所も鉱山との関係が深いそうですね。

仏蘭西人には空海さんを”日本のレオナルド・ダビンチ”と紹介しておきました。娘夫婦は東北旅行をして、数多くの”生き仏さん”を見てきたそうなので、空海さんが最初の”生き仏さん”やで~と紹介しておきました。しかし外人に金剛界(Diamond World)とか胎蔵界の曼荼羅を説明する知識ガ無いので苦労した。

しかし、金剛峯寺という寺は”山の正倉院”と呼ばれるだけのものは、ありますね。国宝の宝庫でありました、感激。密教の正当を恵果和尚から引き継いで見事に日本で花を咲かせたもんです。

展示場で気になったのは、密教の秘儀と言われるツ-ル類ですね。最後に展示場でお年寄りの御婦人に質問を受けました。”あの~大師さまの生涯の履歴に何時身罷れたのか記述ガ無いのですが??” 私は、御婦人に

”今でも大師様は生きておられるのですよ!”と。

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Comments

JOさん、東京は東博があってよろしな。
 ああ、あそこの刀剣展示コーナーで、昔5人ほどの黒ずくめの男達が謀議していたのを目撃した。何だったんだろう。古刀剣屋さんか、そのスジのものか、あるいはなにかのクラブだったのか。不明。

 榊莫山(さかき ばくざん)さんの小説”空海書韻”美術公論社
 これは未読でした。バクザンさんが小説ですか。ちょっと、想像を絶したイメージです(あの方って、なんか、とらえどころのない雰囲気ですね)。

 空海さんはフランケンシュタイン、みたいな、変な小説を持っています。さすがに、あまり知られていないですね。

Posted by: Mu | 2004.04.18 06:32 AM

せんせ、東博とは東京国立博物館の略称ですか?京都方面ではそのように日常、呼ぶんですか?京博、奈良博、と言うんですか?それでは東京国立西洋美術館は?東西美でっか?関西人はすぐ、言葉を短縮する癖がありまんな?莫山さんは梅翁も好きな人でおまして、生き方そのものが面白いです。NHKの番組では何回か、拝見しました。彼の書は自由でおおらかで且つ、生命力があります。目ガクリクリしてて、笑うと子供のようです。

Posted by: jo | 2004.04.18 03:35 PM

JOさん
 いま葛野研ちょっとだけ掃除してるが、いそいで答えましょう。
 たぶんね、文部科学省関係者つまり、大学も。は、東博というのや。千葉県の歴史なんちゃらは、歴博。吹田の民博は? おお、正式名称を言えないぐらい、あそこは創立時から民博やね。蒲田ですかな、国文学研究資料館は国文研。京都桂の国際日本なんちゃらかんちゃらは、日文研。もう、略称が正式名称みたい。ちょうど、私が浅茅原竹毘古ムアディブ大皇帝が正式なのに、ひとこと、ムですませられる。イクメイリヒコイニエと、一体今時どなたさんがもうされましょうか。ははは。
 で、梅翁は、もうすこし色白くしたら、バクザンさんに似てくるな。ところで、私はバクザン翁については、どえらいエロチックな芸術家という印象が残っています。一体どこでインプットしたんだろうな。結果だけおぼえていて、経緯を忘れる。記憶は不思議ですね。

Posted by: Mu | 2004.04.18 04:23 PM

歴博は考古学の(故)佐原真はんが館長でしたよね?、日文研も知ってます。けど、東博は始めてやな~~。勉強になりました。莫山さんはそう言えば梅翁に似てますな~~。エロチックな芸術家?でっか?知らんかったな~~。けど、芸術家とはそういうもんと違います?作家、浅茅が原はん?

Posted by: jo | 2004.04.18 06:11 PM

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